お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

サードエイジ論

今日は、放送大学で高齢化の社会理論について学んだ。
話の中で、とても勇気づけられたのがサードエイジ論だった。イギリスのラズレットが提唱した学説で、人生を4つの年代に分けて、そのうちの3番目(サードエイジ)を全盛期とする。人生の年代区分は
一般に生活年齢を基準にするが、ラズレットの主張は、各年代は基本的に個人の選択(個人差があるということ)で始まり、終わるという。

ファーストエイジは未熟で依存しながら、社会化していく学習の年代。セカンドエイジは成熟して独立し、社会的責任をになって、職業活動に従事する年代。そしてサードエイジが退職後、心身ともに健康で、就労の義務はなく自由で、年金で経済的に不自由なく暮らせる年代。フォースエイジは病気、老化で自立できずに、死を迎える年代。

ラズレットはサードエイジを先進国では、人生の最高の充実期であると定義した。しかも時期は、始まりは退職後としても、個人の選択によるとしたのだから、健康長寿に努めたい・・・

庭のスイセンが咲いた。はや冬の到来か・・・