お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

一例

今日のレジリエンスの講義中、東日本大震災の復興活動の一例が紹介された。

所はいちごの産地宮城県亘理町、ほとんどの家が津波で壊滅的な被害を受けた。そこで馬場さんという女性が「私にも何かできないか」とNPO法人を立ち上げ、はじめカフェ・レストランを開いて、被災者の方に無料で食事を提供した。その活動が食が縁となって、人と人との繋がりが放射線状に広がっていき、一つのネットワークになった。

メンバーの一人、高校生のとき被災し、いまは教職についている女性の話がよかった。
「災害には会わない方がいいが、災害を通して、色々な人との繋がりができ、今の自分がある。そして人は一人ではないということを知り、子どもたちに伝えたい・・・」。

人は不幸や災難を経験して、人間的に成長できる。馬場さんはすばらしいし、この若い女性もすばらしいと思う。

アジサイが花盛り。