お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

小さな鉢の中に

放送大学の帰りに園芸店によって、鉢にする春に咲くものはないか物色した。ひと通り見て、フクジュソウを20%オフで買ってきた。

これまで春いちばんに楽しめるのは、シュンランだったが、その先に咲くだろうか。この春蘭は、むかし二人で水芭蕉を見に行ったとき、家内が見つけて採ってきた山野草で、毎年わが家に春を告げてくれた。
山歩きをしていた頃は、山野草は花の咲く時期に野山で楽しんだが、もう鉢植えにするしかない。

いまも残念に思うのは、よく登った山で採取したヒメシャガで、枯らしてしまった。これから、また少しづつ増やしていこう。

自然に恵まれたこの日本に生を受けたのだから、四季の移り変わりを小さな鉢の中にも感じながら、心安らかに老いたい・・・

わが家のドウダンツツジも、やっと紅葉してきた。