お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

手紙と著作権

今日は放送大学へ。「手紙と著作権」のテーマで日本で裁判沙汰となった事例の話だった。

文芸春秋が発行した、福島次郎著「三島由紀夫―剣と寒紅」(1998)が作品中に、著者宛の三島の手紙15通を全文引用したことで、三島の遺族が著作権侵害で民事訴訟を起こしたという。
本は発売と同時に話題を呼んで、10万部のベストセラーになった。二人が若い頃、同性愛関係にあったことや三島家の内情が暴露されているという。
裁判の判決は原告側の勝訴で、本は発禁となり、文芸春秋は、罰金500万円と謝罪広告を出した。

著作権は、一般の実用文、商用文などにはないが、作家や有名人の文章になると、個性とか創造性が加味されて、与えられるらしい・・・このブログなど、どうなんだろう。

問題の本は、まだ読んだことないが、アマゾンには1冊57円で出品されていた。