お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

健康寿命を伸ばす

11月号文芸春秋の特集記事「健康寿命を伸ばす」を通読した。何をしたらいいかとか、何をたべたらいいかとか、元気で頑張っているお年寄りの話とか、とりわけ目新しくはなかったが、一つ考えさせられた。
それは、札幌医科大名誉教授の熊本先生のお話で、今年87歳を迎えて、いまも現役並みの生活で、スキーにゴルフ、筋トレと運動に励んでいるとのこと・・・70代終わりに坐骨神経痛が出るようになってから、週一のボウリングだけで、あとはもうスポーツ離れをしてしまったわがのことを思うと、これは「負けたなあ」の一言。

熊本先生は男性医学が専門で、男の更年期障害、男性ホルモンの低下が心身の異常に関係するというのが持論・・・80代に入ってからは、自ら男性ホルモン補充療法の恩恵を受けているとのことだった。

この療法は、保険はきかないので、初診に4、5万掛かり、後は1,2週間おきに一回5千円のホルモン注射を続けるとのこと。たとえれば、スポーツ選手のドーピングと同じだという。

健康寿命もお金次第ということになりかねない、こうまでして長生きするか、考えさせられちゃうなあ・・・