お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ラビンの話

パレスチナ問題の第11回講義はラビンの話だった。

ラビンがPLOを率いるアラファトと歴史的和平を実現できたのは、彼が国民的英雄だったからという。それはドゴールについても言えて、フランスの一部とみなされていたアルジェリアの独立戦争を解決した。
その結果は、二人とも反対勢力から命を狙われ、ラビンは暗殺され、ドゴールは狙われながらも、辛くも生きのびた。
二人に共通していえることは、タカ派の軍人出身であり、救国の英雄であり、誠実な政治家だったこと。
歴史の事実は、和平の実現はタカ派の手によっているという。

いま私が最も関心を寄せている国際問題は、日ロ平和条約締結である。戦争は子ども時のことだったが、いまだにロシアとは、戦争状態が続いたままで、締結にいたらないのは、北方四島の領土問題にある。
ロシアでは絶対的な存在であるプーチン大統領は、ラビンであり、ドゴールであるとみなせるのかどうか・・・疑問をいだいている。

わが家のツワブキも、今年はきれいに咲きました。