お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

自分史24

先日町の健診で身体測定をしたが、身長155センチ、体重43キロとまた小さくなった。若い時より身長は5センチ、体重は15キロほど減ってしまった。
両親が40代で生んだ最後の子だったので、兄たちはみな平均か、それ以上の身体だったのに、わがだけが普通以下だった。
この身体的に劣っていることを、特に意識するようになったのは、中学生の頃からで、その劣等感をカバーするために、勉強では負けないとがんばった。勉強が好きだったわけではなかった。

高校になってからは、付属ということで、みなと同じく東大を目指したが、いま一つ及ばなかった。同級生80人余りの内、12人が東大に合格したから、可能性は十分あったと思うが、試験に弱く、つまりは実力がともなわなかった。

負け惜しみになるだろうが、いま振り返ると、東大など行かなくてよかったのではないか。社会に出てから受ける周りからのプレッシャーを考えると、気の弱いわがなど務まらなかったにちがいない。
そうでなくても、現役時代にはプレッシャーにつぶされて、窓際族の経験もした。実力のともなわない学歴は大きな重荷になる。

それに体力に恵まれなかったことが、幸いしたかも知れないと思うことがある。わがは短気な性格で、よく他と衝突した。それで暴力をふるったら、大変なことを起したに違いない。

今日は、午前中は電話番に出て、午後は草刈り機で、いつものように畑の道、土手そして駐車場の雑草を刈った。