お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

歌舞伎の話

今日は町行事恒例の、町ぐるみ美化清掃の日だったが、雨で順延になった。それで、午前中は放送大学へ・・・歌舞伎の話を視聴した。

日本の伝統芸能の華ともいえる歌舞伎は、出雲のお国が京都の四条河原で「かぶき躍り」を踊った慶長8年(1603)に始まるといい、江戸幕府のスタートと同年で、平成25年(2003)には、江戸400年と歌舞伎400年が祝われたというが、覚えはない。

お国は男装で、女装の男性を従え、登場し評判をえた。追従する遊女による男装の麗人の舞台(遊女歌舞伎)に数万人の見物があつまるようになって、幕府は禁止したそう。
代わって登場したのが美少年の若衆で、男かと見れば女、女かと見れば男、両性具有の姿が人々の心を蕩かし、風俗紊乱で、これも禁止になった。やっと成年男子のみによる野郎歌舞伎が認められて、今に至ったとのこと。

現今、芸能界をはじめに、LGBTの活躍がめずらしくないが、同じようなことが、宝塚もそうだし、400年も前にあったことを思うと、形をかえた歴史の繰りかえしか・・・