お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

スピリチュアル・ヘルス

春の彼岸を迎えて、墓参りに行ってきた。朝起きてすぐ行ったので、墓地は無人だった。わが先祖は武田家の家臣だったと言い伝えられている。信長に滅ぼされて、落人となり、興津川上流の奥山に逃れて、居を構えた。

その名を喜ヱ門といい、天正18年(1590)7月9日没と墓碑に記されている。わが父は次男だったので、分家になるが、その喜ヱ門から数えると、わがは12代の子孫にあたる。平成4年に、まだ兄弟みな健在で、父親の50回忌法要を上げた。そのときファミリーヒストリーではないが、わが家系を子どもたちに残そうと思い、喜ヱ門から12代、13代にわたる系図を作った。

総本家とは別に分家一代として、この先祖を供養するため、石川の地を青山と決めてから、墓所をもとめた。わが魂(スピリット)のより所にしている。WHOは健康をメンタル、フィジカル、ソーシャルで定義しているが、もう一つのスピリチュアル・ヘルスはいまだに疎外されている。
健康のこの四つが揃って、はじめて人は幸福といえるのではないかと思う。

暑さ寒さも彼岸までというので、今日はカボチャの種をまいて、トンネルをしました。