お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

損失余命

今日視聴した講義は環境汚染物質の話だった。自然に存在する物質ではない、人間が新たに生み出した生命現象に毒性(がんの発生、奇形)のある物質で、いまその汚染はグローバル化しており、しかも生産活動に付随して、非意図的物質として生じ、汚染を広げているという。

問題は、環境汚染物質がどれだけ有害化ということになると思うが、話の中で損失余命ということばがでてきた。それによって、どれだけ寿命が短くなるかということだと思う。
その研究の結果が出ているが・・・圧倒的に喫煙(全死因)で2000日以上で、3,4000日にも及び、継いで喫煙(肺癌)370日のほかは、ダイオキシン類が1.3日。これで考えると、喫煙が一番危険で、いわゆる汚染物質が直接人体に与える影響は小さいといっていい。

殺虫剤のDDTは、日本では禁止されたが、スリランカではDDTの使用でマラリアで死ぬ人が250万人から31人にまで減ったのが、禁止したら5年間で、また250万人に戻ったという。

毒とされる物にも、ベネフィットとリスク、メリットとデメリットの問題があるのだから、使い方次第ということだろうか・・・

夕方息子から電話がかかり、落とし物を取りに、はじめて白山署へ行ってきました。

損失余命とは、ある年齢からある年齢の間に、ある行為をしたり、ある生活態度をとったり、意図しない危険原因に曝されたりすることによって、その後の死亡率が高まり、その結果失う平均余命のことである。