お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ひとり言

今年ももう12月、年のせいだろうか、月日の経つのがとても早く感じる。

人の記憶は、早くて3歳ごろからだといわれている。私のいちばん最初は、わが家を訪ねてきた親戚のおばあさんの記憶である。
座布団の上にきちんと座っていて、幼い私に膝にだかれるようにと招いていた姿である。それが何歳の時だったのかは定かでないが、そのおばあさんは、その時にわが家で死んだのである。
とてもショッキングな出来事だったので、記憶に残ったのだろう。

これをはじめに、わが人生の出来事を追うと、今日まであっという間に過ぎてしまった気がする。

私は末っ子で、子どもの時は兄弟中でいちばん出来が悪かった。やっとみんなに追いつけたのは、小学校を終えるころだった。
それから、かなり努力したつもりだが、残念ながら一角の人物にはなりえなかった。
遺伝的に能力、体力に恵まれなかったながら、まだまだ努力が足りなかったということになる。

昨夜は、金曜ロードショウを見てから寝た。20年も前の映画で1990年公開の「ホーム・アローン」第1作。主演の子役マコーレー・カルキンと演技派の名優の二人組みの泥棒でヒットした娯楽映画だ。

最もすぐれた子役と評されたカルキンは、その後は期待に添えなかったようで、成人してからは、ヘロイン中毒のうわささえあるという。

子どもの時にいくら良くても当てにならない。
それから、いかに努力するかにかかっていると思うが、その上才能にも恵まれていたら鬼に金棒だろう。