お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

「朝活」

朝の時間を有効に活用する「朝活」が石川、富山でも広がっているという。

出勤前の朝の時間にジョギングやヨガをしたり、勉強会などグループになってするらしい。そのための講座をあるそう。

近所にずっと前から、俗に早起き会といわれる団体の会館がある。けっこう広い駐車場が朝は車でいっぱいになるが、日中は縄を張ってあって会館も閉まっている。
これも「朝活」なのでは・・・

子ども時からの習慣で、私は早起きになった。中学に入った頃から通学に2時間かかるようにった。そのうち1時間は電車だったが、1時間はバスに乗らずに歩いた。朝6時半には家を出ないと遅刻する。往復で休みの日以外は、毎日2時間、人に抜かれるのが嫌いで、私はいつも早足で歩いたものだった。
しかも戦後のこと、貧乏だったから、一年中足に負担のかかる高下駄・・・歯が磨り減るたびに、下駄屋で入れ替えてもらった。

これで、下半身が鍛えられた。高齢期に入った今も、足腰はいいほうだろう・・・鍬一丁で畑が耕せるのも、それゆえだと思う。
昨日も朝の4時半に起きて、暑くならないうちに、ジャガイモを掘った後の畝を、石灰まいて耕した。

「鉄は熱いうちに打て」というが、私は若い時の通学という日常生活での「朝活」が、今の健康の基礎になったと思う。だから、畑での「朝活」もできる。

貧乏したのも悪いばかりではなかったのだ。