お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

きもの市

きもの市のチラシを見て、行きたいというので、家内を連れて近江町の呉服屋へ・・・

昔は、着物を作ってやるのが男の甲斐性といわれたが、時代が変わって、今はほとんど貸衣装のようだから、店内には雛祭り目当ての着物も並べてあるが、お客は見当たらない。

我が家でも、家内が嫁に来るとき持ってきた着物は、箪笥の肥やしになっている。
一人息子の結婚式のときは、その肥やしを増やしてももったいないので、借りることにした。

家内は、着物にはこだわりがあって、以前から加賀友禅を良しとしている。
家内が気に入った加賀友禅の黒留袖は、京友禅なら作れるほどの借料だった。

一生に一度のことなので気張った。

あともう一回、里に行かずの娘がいる。いつになるのか分からない、その日のために、今日は小物を買ってきた。

あの懐かしい唐草模様の大風呂敷もほしかったが、なかったですね・・・