きのうは河北潟干拓地に寄って、ハクチョウを撮ってきたが、時間があったので、干拓地を縦断した。ここは東西4キロ、南北8キロもあるという、さすがに広い。
ここを初めに埋め立てて、水田にしようとしたのが、江戸時代の加賀の豪商銭屋五衛であった。
戦後、本格的に埋め立てと干拓が、国営事業として進められた。
広大な農地は、水田のほかに、畑や蓮根田、牧場などがあり、今でも雑草地のままの未入植地が残っているそうだ。
潟のまま残されたところはヨシが生え、水鳥が住むので野鳥観察公園になった。また漕艇場もある。
埋め立ては一部で、大部分が干拓地なので、ここは海抜0m。町の人の話では、昭和39年7月の増水では、町も水に浸かって、たいへんだったとのこと。
広い地内は、計画的に道路で区画されている。なぜかぽつんと並木道がある。
牧場が、動物を飼って触ったり、エサをやったりできる、子どもたちの遊び場を作った。
牧場の自慢は、もちろん乳製品、本物のソフトクリームが美味しかった。私一人だったせいか、おまけにヨーグルトをくれた。
いつも狭い所で暮らしているので、広い大地は気持ちがいい。だから、海も山もいい。
このところ、山に行けなくなって、残念だ。
山の頂上に立って、いい空気を吸って、天地を眺めるのが最高じゃないかな・・・