お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

タキイ研究農場の見学

今日は、タキイ研究農場の見学に行ってきました。金沢に出た帰りに、よく種や苗を仕入れによることのあるマツシタガーデンの55周年記念イベントに二人で参加、とても楽しい一日でした。
朝の8時に、隣のさくら公園を貸し切りバスに乗って出発し、農場のある湖南市(滋賀県)へ、昼をレストラン潮でとって、午後から見学。

まず農場の広いのびっくり、丘陵地なので、山も含めると70ヘクタール(約21万坪)あるとかで、4か所の圃場をマイクロバスで移動した。

おなじみのトマト、キュウリ、ナス、ピーマンをはじめ、メロン、スイカ、カボチャなど、どれもみな、幹が太くて、大きく、実も大きくて、りっぱ・・・圧倒されました。

花卉もひまわりほか、品種改良の、めずらしい花を見られて、目の保養になりました。

今年は創業180周年とか、初代が天保6年に京都で種苗屋をはじめ、今日の隆盛に至ったのはさすが、発展の要は、優良品種を採取して、評判をとったことにあるよう。その後も、トマトの桃太郎が代表するように、優良品種の開発につとめてきた、そのたゆまない研究努力にあるのではなかろうか・・・

いろいろ見て回って、とても勉強になったが、いちばん気に入ったのは、苗を乗せてある、会社名の入った古い木箱・・・担当者に聞いたら、昔の火鉢だという。

進取はいいが、こういう歴史ある古い物を、大切にしなければダメだ・・・それに屋号も知らなかった。