お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

満期になって

虎の子の定額貯金が、いつもまにか10年の満期になって、今日はその書き換えに郵便局へいってきた。思えば、社会人になった60年前はコツコツ積んだ定額貯金が10年経つと倍になる時代だった。日本の経済成長期で、たしか利息は半年ごとに年7%でついた。それが今は0.03%・・・10年間預けていただいが利息は3%で、それから利子税も引かれる。
その虎の子の利息は、現金でいただいてきたので、わがへそくりにし、貯金のサービスにいただいたプレゼントだけ家内にわたした。

何かとお金がいった若い頃と違って、いまはもう先も見えてきた年金生活。その日その日安定した生活が送れくれればいいわけで、リスクをかけて増やそうとか、儲けようとかはまったく思わない。元々そんな度胸はないし、その才もないから、元金が保証されていさえすればいい。

そして、マイホームの借金はとっくに全部返したし、ほかに借金という借金はないから、気楽・・・それをいいことに、家内はどうかすると孫にやっている。
元はわがからなのに、孫から「ありがとう」をいわれ、家内はひとりで喜んでいる?