お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

新元号に思う

今日から4月がスタート。いつものおしゃべり会の日で、お集まりになったみなさんで、部屋にテレビを持ち込み、おしゃべりしながら新元号発表の中継を視た。
大方の予想は、Aではじまるのではと、思っていたいたところ、RではじまるREIWAだった。

「令和」の出典は万葉集だとのこと。巻五に収録された梅花の歌の序で。梅花の歌は32首あり、大伴旅人を中心とするグループが詠んだとされている。

 初春の月にして、気淑(よ)く風らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす。

また、令には、よい、とうとい、すばらしい、めでたいなどの意味があるという。しかも元号に使われるのは、初めてとか。和はむかしから、日本人の好きなことばだから、いい命名だと思う。