お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

伝統工芸展を観てきた

昨日は金沢マラソンで市内の混雑が予想されたのでお出かけせずに、今日二人して、招待券で伝統工芸展を観てきた。雨なのに小学生の団体も来ていて、先生ご苦労様。

どれもこれもすばらしい作品で、手の届かないものばかりである。いつも思うのだが、どれも器物に限らず、大きいし、材料も木工だと木目の美しく、高価そうなものばかりである。一流のホテルや旅館・料亭や、よっぽどのお金持ちでもないかぎり、一般家庭では、用のないもの。いわば美術品で、鑑賞するためのもの、優れた技を伝統として、後世に伝え残すためのもので、博物館か美術館の所蔵品になるのだろう。
織物の展示室は友禅をはじめ、新感覚の図柄がほとんどだった。はっとするよう着物で、このような着物の女性を見たことは、過去にはないし、これからもないだろう。

このような作品が、実用に供されて、生きている姿を見たいものである。

観終わってから近くの金澤神社にお参りして、帰宅した。