お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

内省的になりやすい

昨日今日と金沢は百万石祭だったが、今年はパスして、畑のアウトドア生活。天気がよいし、みなさんどこかお出かけしのか、人影もまずなく、まったく静かな一日だった。道を行く車は見かけるものの、耳が遠くなったせいで、エンジンの音は聞こえない。

周囲が静かで一人でいると、どうしても内省的になりやすい。以前のことは、済んだことで、どうしようもないことなので、思い出さないようにしているが、頭に浮かんでくるのは過去のことである。
それも、糊口をしのいできた世の仕事上のことよりも、ボランティアでたずさわってきた事業のことが多い。
いまさらのことながら、もっとこの自分が頑張れば、少しは何とかなったのではないかという思いが湧いてくる。それは、自分自身をさいなめることになる。

スポーツ選手が引退するときに、「(充分頑張ったので)悔いはない」とよく口にする。そう言い切れる人はほんとに幸せだと思う。
このオレは、悔いばかり残していくような気がするのは、因果なのか、欲が深すぎるのか、それとも精神異常なのか・・・わからない。

飾るお花が無くて、畑に茂ったミントを切りました。