お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

人が人たるゆえん

雨なので今日は放送大学。「ヒトのレジリエンス」を視聴した。ゲストにゴリラの研究で知られている山極先生が登場し、たいへん勉強になった。
この弱肉強食の世界で、ヒトが生きのびてこれたのは、ヒトが弱みを強みにし、逆転の発想をしてきたからだという。
単独では猛獣にかなわないゆえに、集団を作り、また他の動物ではエサを子どもに与えることはあっても、仲間に与えないが、ヒトは食料を分配して生きるという高い共感能力と信頼関係をもった。そしてもう一つ、クリエイティブであったことで、世界を支配するに至った。

他を思いやることのできることと、創意工夫することが、人が人たるゆえんと理解した。

今日は母の日で、息子が持ってきたのはお菓子と生乳。