お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

三月になって

三月になって、早々にやって来たのは春の嵐・・・これまで倒れたことがない、玄関前を飾る鉢植えの松が転がった。
すぐに起こして、中に入れ、金沢に向かった。道行く人の姿をみると、風が強そうだったが、運転に気を付けながら、今日のおしゃべり会に出た。こんな天気なので、集まったのは8人だった。
いつも仕事で欠席のH夫人が、めずらしく顔を見せた。

夫人はもうとうに後期入りしているが、いまも板前の息子と二人して、小料理店をやっている。夫人の仕事は、午前中は近江町に仕入れにいき、夕方から店に出ることだが、このところ客がまったくなくて、毎日ひまだという。店は通りから引っ込んでいるので、足場がよくない上、この二月の雪で、商売上がったりのよう。

さすが三月か、気温も上がって、あっというまに雪が融けて少なくなった。畑の雪もぐっと減ってきたし、隣の空地は残りわずか。

やっと少し暖かくなってきたので、H夫人のお店も客足が戻るのでは・・・