お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ボランティアのこと

今日も電話番のボランティアを務めてきた。老年になって、仕事らしい仕事をするのは、体力的にムリだが、留守番ぐらいなら問題はないので、原則的に週2回、午前中だけ続けている。その他、月2回のおしゃべり会を取り持っている。以前は会報の編集もしていたが、いまは廃刊になった。

ボランティアなので、日当はもちろんのこと、交通費も自前である。そして、ねぎらいの言葉を聞くこともまずない。
ボランティアは、すべては自分のためと割り切らないと、続けられないと思う。人に感謝されるとか、褒められるとか、喜ばれるとか・・・そういうことを目的にするのは間違いで、人を食い物にしようとするのに通じる。

そして、思う。何十億年という生物進化の過程で、生存競争を繰り返す中で、ヒトは集団を作って、互いに協力しないと生き残れなかった。それがヒトの脳にプログラムされたという説がある。本性といってもいい。人は他の人のために何かするようにできていて、それに反すると、自分自身が生きていけないことを悟らなければならない。

Tさんが、お礼にとりっぱなリンゴ一箱を送ってきました・・・分かっている一人。