お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

今になって・・・

わが家のモッコクにも、セミがやって来て鳴くので、やかましいと家内が言う。このところの暑さを、セミの声がいちだんと高めるようだが、幸い、耳の遠くなったわがには、花火の音どうように聞こえないので、静か静か・・・

難聴になったことは、人の話がよく聞き取れないから、喜ぶべきではないが、もう仕事という仕事はしてないので、あまり支障は感じない。しかし、大事な話の時は、繰り返し念を入れることにしている。
だから、かえって、余計な話が耳に入らないから、いいかもしれない。

気を付けているのは、それがために人との付き合いを避けて、閉じこもりになることで、かえって以前より、積極的に人に話しかけるようにしている。

近所づきあいもあるが、いちばんの場はボウリングクラブで、だれにでも話しかけるようにしている。
クラブはその日にならなければ、自由参加なので、だれが参加するのか分からない。
先日の事だったが、東京から夫の転任で金沢に来たM夫人がていねいにも、わがにだけ、欠席のメッセージを残してくれた。

今になって、人との付き合いが人生を、生活を豊かにすることを実感した。