今日の心理学の話も勉強になった。思考の錯覚とということで、認知バイアスがテーマだった。
人には考え方のくせがあって、①信念、理論、仮設を支持し、確証する情報をもとめる。②反証となる証拠の収集を避ける。これを確証バイアスといい、それで③反証や否定的情報の利用を考えられない失敗をする、というお話。
雨男雨女にはじまって、体験例をのせての商品宣伝、各種の迷信、ひいては人種偏見など、この確証バイアスによって導かれるそう。
世界的に見られるという雨ごいを例に上げた。図の四分割表で、論理的に、雨ごいをすると雨が降るはＡ、しても降らないＢは降るまで続けるから論外で、自然現象として、雨ごいをしなくても、雨は降るし、降らないＣ、Ｄが常識である。
ところが、雨ごいをして、雨が降ったという実例があると、それが目立って、大きく取り上げられることにより、Ａが（確証バイアスで）強められ、錯語相関が生じたという。
終わりに、講師はマーフィーの法則を紹介しましたが、心当たりがありますねエ・・・
