お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

続ケアの話

今日の講義もケアの話だったが、アフリカの障害者のことだった。
戸田美加子さんという研究者が、カメルーンでのフィールドワークの経験から話された。

障害者の調査を目的に現地入りしたが、はじめは、それを口にするのがはばかれて、中々言えなかった。
そんなある日、猛スピードで道を行く人に出会った。まさかと思ったが、車椅子だった。まったく障害を感じさせない、その人と仲良くなって、目的を打ち明けた。それから障害をもつ人たちとの繋がりが生まれて、調査がすすめられた。

それで知ったことは、人々は障害のある人を特別視しないということ。また障害者も一般の人と共に働き、それをサポートする人も限られていない。
障害者は、その障害をあるがままにふるまい、周りの人たちも、あるがままに受け入れて、当然のごとく共に生活している。
日本とは大きく違う、生きてい行くために、障害のある人もない人も差別なく、協働している社会であった。
福祉社会でいうケアという言葉はなかったということになる。

今日の収穫は、中島菜の若葉にブロッコリーの脇芽、サニーレタスでした。