お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

生活のうるおい

朝起きてみたら、ガラス戸は曇り、開けると外は畑一面に霜が降りて真っ白・・・今冬はじめて快晴の放射冷却になったのだろう。
今日のような日は、寒くても外仕事をするにかぎる。畑は濡れているので、はじめに庭掃除をした。溜まっている枯れ葉を掃いた。

めったにしない、一番厄介な、蹲(つくばい)をきれいにした。坪庭のような小さな庭だが、30年前知人の庭師がぜひやらせてと作った。和風の庭なので、これも小さな石灯籠に蹲を配した。それで何となく庭の格好がついて、生活のうるおいになっている。
今は生活自体が洋風化し、生活の快適さを重視する機能的な家がほとんど、息子の家もそうで、デザインも悪いとは思わないが、あまりうるおいを感じない。
庭などにお金をかけないで、ほかに回すこともあったが、これはこれでよかったと思うことにしている。