お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

親の影響

今日の12月8日は、日米開戦の始まりとなったパールハーバーから75年になるとのこと。小学校に入学した年だったので、日本がアメリカと戦争になったというだけで、はっきりとした記憶はない。ただ、その一年後に父親が死んだシーンは、今も目に浮かぶほどである。

子どもの時のことをよく覚えている人もいるが、あまり記憶力はよくないようで、ボチボチで、覚えているのは自分の目に映った印象的なシーンである。
中でも強烈に残っているシーンは、母親との別れと出会いのの姿で、どちらも小学5年の時のことだった。
分かれは、学童疎開に出発した渋谷駅の改札口で見送ってくれた姿。そして出会いは、戦争が終わって、家へ帰ってきた再会したときの顔・・・台所から静かに現れた、その時の顔は何ともいいようがなかった。

子どもの時のことで、この歳になっても、いちばん印象深く残っているのは親の顔である。それだけ、親が子に与える影響は大きいということか・・・

今日は初雪というか、初霰が降ったとかで、山にはうっすらと積もっていた。