お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

イスラエルのパレスチナ人

パレスチナ問題の最後の講義を視聴した。
残された課題がテーマだが、問題がたくさんあるため、イスラエルのパレスチナ人と日本とパレスチナ問題の2点が取り上げられた。

はじめに、アラファトの墓が紹介された。アラファトは武力から和解へと路線を大転換して、パレスチナ人によるパレスチナ国家を目指したものの、いまだ暫定政府による暫定国家のままで、その将来は不透明のまま、イスラエルによる実質支配が現実化している。ちょうど日ソ共同宣言のまま、北方四島がロシヤの支配が既成事実化しているに似ています。

イスラエルのパレスチナ人というのは、難民化せずに、生まれた土地にとどまったアラブ人で、イスラエル市民権を持ち、自らをパレスチナ人と名乗る人たちです。アラブの国々で見られるふつうの町の生活がありますが、現実はユダヤ人とは差別され、平等な扱いを受けていない人々です。
また、そのイスラエルのユダヤ人にも階層があり、黒い肌のユダヤ人やアラブの国から移住したユダヤ人は差別され、ヨーロッパ系のユダヤ人が支配階層をしめているのが、いまの状態なのです。

底辺にあるのは人種、民族差別であり、ユダヤ人とアラブ人との共生がなるのもならないのも、まずは法の下の平等の実現がカギになっていると理解しました。

今日の収穫は、ダイコン1本・・・もう十分大きくなっていますが、果たして味は?