お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

縁あって東京から金沢に

ここ三日ほど寒くて雪だったが、今日は快晴、会館でおしゃべり会があるので、いつもより家を早く出て、駐車場の雪かきを手伝った。
行ったら、もう職員のNくんが除雪車を出して、除雪作業にあたっている・・・残した雪を片付けた。
みなさんの出足を気にしていたが、天気が回復したからだろう、いつもより集まりがよかった。今日は昔の話で、もちきり・・・金沢の町のことや、亡くなった方のことなど、昔あったことが話題にのぼった。
きっかけになったのは、Sさんの娘さんからいただいたお便りで、下堤町にお住まいだったが、武蔵が辻の再開発で立ち退かれ、いまは、お里のある府中市におられる。お便りの中に、90を超えたお母さんが、いまは認知症で、昔の辛かった苦労をすべて忘れて、安らかに暮らしていると書かれていた。
商売屋だったので、縁あって東京から金沢に嫁にこられて、人並みならぬ苦労をされたと想像した。
東京から金沢へは同じだが、わがは男で、これも縁あって、地元の女性といっしょになった。振り返れば、東京の女性との話もあったが、そうならなくてよかった。
裏日本とは死語になったが、北陸での生活は、表からくる人にとっては、適応するのに時間がかかるか、難しい面があるといまも感じる。

日が長くなったからだろう、帰りの道は、あっという間に雪は消えていた。帰宅して、雪解けの畑からダイコンを一本抜きました。