お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

タレルの部屋

今日も金沢に出たので、帰りに先日寄らなかった21世紀美術館に行った。
市民ギャラリーでやっている「世界工芸コンペティション」を観たが、茶道具がテーマで、世界とは名ばかり、県内工芸家の作品中心のよう。

小学生80名が制作した友禅染が、なかなかおもしろい。
秋晴れのいい日なので、小中学生の団体鑑賞を交えて、館内は人の流れが絶え間なかった。

青天井のタレルの部屋で一休み・・・ここは、青空はもとより、天井から差す日が創り出す光と影もうつくしい。
西行は「願はくは花の下にて・・・」と詠ったが、わがは、このかぎなく澄んだ青空の下がいい・・・この光景を、脳の底に焼き付くように、眺めひたった。

午後はいつもの午睡をとった後、バラの植え替え、チューリップの球根を植えた。
わが園芸趣味はもっぱら野菜で、花卉にはうとい。バラはむずかしいようで、鉢植えのバラが花付きが悪く、すぐ葉枯れするようになった。
鉢植えのバラは、土を全部換えないといけないようで、赤玉ほか、いろいろ交ぜて、新しい土にして、剪定してから植え替えた。

ちょうどその作業をしていたら、久しぶりにM夫人が来られた。
この前ペースメーカー云々で具合を悪くしたと聞いていたが、快復されたようで、鳴門の渦潮を見てきたそう・・・お土産にタルトをいただきました。
おかげさまで、立て続けに、みなさまからお菓子をいただき、二人とも第一の楽しみは食べることなので、幸せいっぱい・・・