お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

兄弟姉妹

今日の談話会でのH夫人のお話。

二年前の乳がん手術から快復した妹が、またがんになった。今度は肝臓で、同じがんセンターで手術を受けたが、その後も抗がん剤の治療を続けている。
一週間おきに、抗がん剤とインターフェロンを注入する。
注入すると三日間は、全身倦怠で、食欲もなく、声も出ず、まさに虚脱状態で、それをこえると、普通に生活できる状態に戻る。

この苦しいがんとの闘いを続けるか、普通の生活ができるほうをとるか、いま後者に傾いている。

H夫人は70をとうに超えたが、6人兄弟姉妹の長女で、みな所帯持ちだが、毎年一回はこの6人だけで旅行をするという。
それが来月あるそうで、一人だけがんになった妹を励ます旅行にしたいとのことだった。

世の中の6人もの兄弟姉妹で、これだけ仲良く、まとまって、結びつきのよい例はあまり聞かない。


苗床に蒔いた枝豆が生長した。今週はこの苗の定植、ジャガイモの土寄せ、トマト、キュウリの棚作りなどでいそがしい・・・