帰宅すると、大学の研究室から１通の封書が送られていた。
開封すると、研究調査に関するアンケートの協力依頼である。付属高校である母校の同窓会名簿によって私にも送ってきたのだろう。
「思春期と成人後の健康」についての調査で、目的は青年期に学習と生活を通じて形成された運動、睡眠、食などの生活・行動パターンと、成人後の生活習慣と心の健康を含めた生活習慣病の発症についての関連を調べ、今後の予防医学と健康教育に役立てたいとのこと。
高校を卒業したのは６０年前である。
そして糖尿病の発症が分かってから２５年が経つが、この間合併症もなく、今は血糖値のコントロールも良好で、血圧も正常・・・まあまあ健康寿命を保っている。
頭もまだ確かだから、このアンケートに答えることにする。
