お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

よき国よき時代

今日注文しておいた集音機を買った。
とりあえず、ミーティングのときに使うことにする。聴力は落ちたものの、日常生活で特に支障は感じない。
テレビの音声も少し大きくすればいい。

ただ困るのは人と接触するとき、大きい声で話してくれれば聞こえるが、それを他人に強要することはできない。

もう皆いないが、兄たちで目も耳も衰えた者は一人もいなかった。私だけである。

思えば、母が43才で生んだ末っ子で、精子も卵子も劣化していただろう。いちばん身体全体が小さく、虚弱だった。

それがこれまで元気に長生きできているのは、食べ物に恵まれたことと、医学の進歩によると思う。

よき国よき時代に生きているのだ。