お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

風の音

北陸地方は強風が吹き荒れた。
目が覚めたら、上空でヒューヒュー鳴る風の音、窓を開けると、風が吹き込んでくる。

何故か、畑作物に強風は困るものの、私は空に響くこの風の音が好きだ。
暴風雨で被害を受けた人には、申し訳ないが、自然が奏でるメロディが心地よく感じる。

山の頂から眺望や静かな海を見て、ゆったりとした気分になるのもいいが、強風で荒れる海もいい。

人間が絶対に及ぶことができない、自然の大いなる力、計り知れないエネルギーの躍動にふれると、生きていていいと思う・・・高見の見物なのだが。

きっと、老いがロマンチストにさせるのだろう・・・