お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

春の息吹

立春を迎えて何となく、春の息吹が感じられる。毎春観察するのはシュンランの花芽だ。今年は少ないようだがが、いくつか芽を出した。
去年鉢植えにしたノイチゴは強そう、いっせいに木の芽がふいていて、もう新葉になっているのもある。春咲きのツバキはまもなくピンクの花を咲かすだろう。

品評会に出せるような、めずらしい園芸用の植物は一つもない。どこにでも見られるような植物でも、自分で育てていると、その生長が気になる。
毎年同じことの繰り返しなのだが、芽が出てきたり、新しい葉が出てきたり、花を咲かせたり、紅葉したり・・・それを眺めているだけで、楽しいのは、どうしてだろう。

いい絵を見たり、いい音楽を聴いたりすると、気持ちがよくなるのといっしょだ。

限りある、残りの人生を毎日気持ちよく過ごしたい・・・これが強いて言えば、せめてもの願いだ。