お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ガラスモザイク

先月上京した時、帰りに一番下の姪からお珍しい土産をもらった。
亡次兄は娘を3人もうけたが、結婚したのはこの姪だけ。3人の中でも、一番活発で、看護婦になったが、病院務めに飽き足らず、海外青年協力隊に応募して、タヒチ島に渡った。

そこで男性の隊員と知り合って、いっしょになったのが、今の旦那さんである。その彼は自動車整備士。

物静かな男だが、中に秘めた情熱は、40半ばのいまも絶えることなく、海外青年協力隊の活動を続けている。そして、近年の派遣先はモロッコだ。

モロッコはアルジェリアに接しているので、最近の事件からすると、決して安全とは思えないが、心配はないとのことだった。

いただいたお土産は、彼が帰る先に荷物といっしょに送ってきたもの、手製のガラスモザイクのモロッコ製コースターである。

遠い異国のイスラムの香が漂う。