お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

肝臓がんのこと

Tさんと二人でボランティア先の会報の企画を立てた。先月する予定が、Tさんの入院で今日になった。
先月肝臓がんの4回目の治療を受けられ、月末に無事退院された。

お聞きすると、以前と同じ肝動脈塞栓療法(TAE)で、これまでのがんは消えたが、またもう一つ新たに見つかって、今月また入院の予定だという。
まだ、微熱が続いているものの、ぶらぶらしていては、気がめいるばかりなので、何かしないととおっしゃる。

60歳のとき、あまり疲れるので病院にかかったところ、C型肝炎並びに肝硬変の診断を受けた。通常の生活を送っていたが、75歳で最初のがんが発覚した。これはTAEで消えた。
昨年80歳を迎えて、二度目のがんが見つかった。これがなかなかしつこく、今回を交え、3回の入院治療でやっと消えた。だが、新たに一つ見つかって、5回目の入院治療を受ける。

若いときから、身体がだるいことがあったという。輸血したことはなく、いつC型肝炎に感染したのか、早期に分かっていたらと悔やまれる。

日常生活は、これまでどおりで、車は運転されるし、変わったところは見当たらない。
最近は、一日一日、生きているのがありがたいと言われた。


この寒さに庭で花を咲かせているのは、ツワブキ。もうしばらくするとサザンカが咲く、今年もたくさん花芽をつけているから楽しみだ。