お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

訃報

義姉が昨日他界したとの訃報を甥からのメールで受けた。
何と実は、昨日は私の誕生日、選りにも選って昨日逝くとは、深い因縁を感じる。

享年94歳であった。村長の娘に生まれ、なに不自由することなく育った。お金持ちの私立キリスト教系女学校を出たが、釣り合いのとれる嫁ぎ先がないままに、婚期を逸してしまい、果てに私の長兄といっしょになって、人生を送られた。

貧乏な家に来て、苦労の積み重ねだったと思う。私はずいぶん世話になった。
それでもよい育ちのせいか、とても明るかった。施設に入っても看護師間でのアイドル的な人気者だったという。

もう危ないというので、先の6日に見舞ったが、その時に私の名を呼んだ。これが最後の別れになった。

21,22日で家族葬をするので、東京へ出る。