お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

レイン・マンを観て

10時になったら、もう寝ることにしているが、昨晩は前から観たかった映画「レイン・マン」をBSで放映したので、12時まで起きていた。俳優は上手だし、情景もストーリーもよかった。

この映画はアカデミー賞作品で、サヴァン症候群という自閉症患者が登場する。そのモデルがキム・ピークというアメリカ人で、脳科学者の茂木健一郎は、わざわざ会いに行ったという。
実は私は彼の著書で読んで、人の異常能力に興味をもったわけである。

ふつう自閉症の人の能力は劣るといわれているが、サヴァン症候群の人は特殊な分野で異常能力を発揮する。
キム・ピークは一度見たもの、読んだものは忘れず、9千冊以上の本を記憶していた。日本でいえば、山下清画家はそうでなかったかというし、アインシュタインも・・・といわれる。

「天才と狂人は紙一重」とはうまく言ったものである。

ふつうに生まれてよかった。