お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

確定申告に思う

平成23年度分所得税の確定申告を自宅のパソコンでした。20年度分からイータックスでするようにしている。
はじめと比較すると、手続きがだいぶスムースになったようだ。国が収税に力をいれていることが分かる。

申告ははじめは手書き、それからパソコンで出力したもの、いまはデータを送るだけになった。

退職してから、毎年確定申告を欠かさずしてきた。公的年金だけなら必要はないのだが、他に老後の生活を考えて入った個人年金の収入がある。
それを誤魔化すのは気が引けるからで、いくらかを追加納税してきた。

今回は、わずかながらも北日本大震災義援金を出したので、寄付控除が加わり、6千円ほどの還付金がある予定。

納税の義務として、この所得税のほかに、住民税、健康保険税(私の後期高齢者保険と家内の国民健康保険)、二人の介護保険税、資産税(家屋、土地、自動車)などを総計すると、いわゆる不可分所得が、私の場合、直接税だけで年額60万円弱に達する。

この額は、私たち二人所帯の2か月分の生活費に相当する。

そのほかに検討のつかない間接税としての消費税を納めている。生活費の5%と想定すると年額15万円ほどか・・・

ざっと今は、五公五民といわれた江戸時代に対して、二公八民の社会と類推する。

民の暮らしは、昔と比べると、今ははるかにいいんです。