お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

耳のこと

だんだんとだが、耳が遠くなってきている。
健康診断の聴力検査で軽度難聴の所見があってから、もう10年は経った。まだ補聴器を使うほどひどくはないが、日常生活で、人の話が聞き取りにくくなったのには困る。

テレビの音も大きくしないと聴きにくい。家内は反対に耳がいいから、いっしょに見るときは都合が悪い。
家内が見ないときも、音を大きくするといやがるから、そこでイヤホーンを使うことにしようと思う。

いまパソコンで使っているイヤホーンがもうぼろぼろになっているので、新しいのを探しに近くのジョーシンに見に行った。

どうせ買うなら、使い慣れた品物がいい。いろいろ並んでいるけど、同じのがない。
取り合えず、延長コードを買ってきた。

耳が遠いと不便に違いないが、いいこともある。

去年、静かだった隣家に若夫婦が同居してきて、幼い男の子3人と赤ちゃんがいる。
赤ちゃんが泣いたり子どもたちが騒ぐと、家内は迷惑がるが、聞こえない私は無関係だ。

また、家内が何かいっても、聞こえないふりもできる。

年を取ったら、人様に迷惑をかけないかぎり、マイペースでいくのがいいと思う。
都合のいいことは聴いて、悪いことは聴かないようにしよう。

ぜひ、そうしたい。