お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

今日は立春

今日は立春で、そうそうに春一番が吹いたとか。昨晩は寝ていて暑くなって、目が覚め、掛け布団を一枚外した。やっと暖かくなってきたのでは・・・年寄りにはありがたい。

月曜日は放送大学は休みなので、きょうはカレードでもっぱら読書にした。通読したのは、吉田悦之著「本居宣長」で、宣長のガイドブックといえそうな本だった。

f:id:mochizuki336:20190204102355j:plain


宣長といえば、もののあわれが上げられ、生の情感に生きた人と思われがちだが、ひじょうに好奇心旺盛で、しかも先入観をもたずに、万事を追求していった人だったと思う。足元に及びもつかないが、その生き方にはあやかりたい。

「天地万物、みな吾が賞楽の具なるのみ」と言い、「物まなびの力」を力として、生涯を生き抜いた。

以前、宣長の遺言書を読んだことがあって、宣長好みの桜の木を植えたという山の墓を訪ねたかったが、機会を逸した。