お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

老子に学ぶ

今日のように天気がよくない月曜日は、放送大学は休講日だし、大したイベントはまずないし、映画を見に行くか、図書館へ出向くかしかない。
その助けになるのが、昨年新しくオープンした市の図書館で、年末年始と水曜日以外はいつも開館している。しかも、自宅から5分ほど歩けば行けるから、車も使わずにすむ。

今日は、朝9時半に入って昼まで過ごした。野菜作りの本に始まって、いろいろ目を通し、最後に上野浩道著「老子に学ぶ」にたどり着いた。
そのあとがきがわかりやすい・・・老子や荘子の思想は知識を増やしたり、頭で考えたりするものではなく、日常生活で「道」をいかに実践し実行するかが基本となるものである。しかし、その難しさについて、若き日の夏目漱石も指摘している。

「難しい」ということだけ分かるような気がする。老子の説いた無為自然の道にたどりつけるようだったら、わが人生に悔いなしか・・・