お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

残念なこと

わが家の前の道は、ちょっとひっこんでいることもあってか、通る人も車も少ない。朝と晩に犬の散歩をさせる人をよく見かけるほかは、知らない人はあまり通らない。それがここ数日前から、続けて未知の方を見かける。

先日その一人に家内が呼びかけられて、訳がわかった。わが家の左隣は空き家だが、2軒隣りになる元Nさんの家が売りに出され、新聞に載ったからだった。その新聞を読んで、下見にくる人たちだった。

ここは、36年前にわが家を建てたときは、一面田んぼだったが、いまや住宅街でけっこう人気があるらしい。Nさんはもちろん後から家を建てた方で、わが家にあいさつにも来られたし、お付き合いもしていた。売り出された家は築22年だというから、Nさんも永住するつもりだったのだろう。

それがこういうことになったのは、子ども二人いながらの離婚が起因したよう。いい奥さんだったのに、他人事だから分からないが、残念なことになった。

アジサイが自然のままのドライフラワーになった。