お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

システム・システム応答

いま地球史の講義を視聴しているが、今日はシステム・システム応答という観点で森羅万象を理解する方法を教えられた。
とても分かりやすく、有効な考え方だと思ったので、紹介したい。

システムとは、①要素およびサブシステムで構成され、全体として一定の機能をもつ。②入力と出力があり、物質とエネルギーが循環している。また、物質とエネルギーは流れているが、システムのしくみと入力・出力は変わらない状態にあでることを動的平衡という。
そして、システム内またはシステム外からの作用に対してシステムが返す応答をシステム応答とよぶ。システムには階層性があり、大きく細胞から銀河まで分けられる。

例えば、人間というシステムは250余のサブシステムとそれを構成する60兆個の真核細胞と1000兆個にもおよぶ微生物の多生物共生体であり、生命維持という機能を司っている。栄養素と酸素を入力し、排泄物、熱、炭酸ガスを出力する。外部からのダメージによる怪我に対しては傷を修復するが、細胞の劣化による機能不全には病気で応える。

わが家の鉢植えも開花しました。