お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

読書のこと

バイクを漕ぎながら、借りてきたDVD「ゲド戦記」を観た。
ジブリの宮崎吾朗監督の作品で、後でネットで読んだら、原作とは似ても似つかない改ざん版であまり評判はよくないという。原作は外国のファンタジー小説でよく読まれているらしいが、いまだ読んだことはない。

子どもの頃から、読書は好きだったので、いろいろひもどいた。次兄が小学校教師をしていたこともあって、クオレを最初に読んだ。そして佐藤紅緑、獅子文六の青春ユーモア小説からルパン物、乱歩やシャーロックホームズ、大衆小説と進んで、高校生になってからは、私小説など純文学の名作に親しんだ。また生意気にも英語の勉強は、もっぱら丸善にペンギン文庫を買いに行っては読んだ。

昔は図書館か本屋(それも古本屋)に行くしかなかったが、いまは読書環境に恵まれた。読むだけなら、著作権がなくなった古典物は、ほとんどがパソコンで読める。いまになって、露伴、鴎外、荷風などに親しんでいるが、実本にふれなければ、ほんとうの読書にはならない気がしてならない。
ゲド戦記も原書のEeathseaが借りられれば、読んでみたいとも思う。

去年苗を買って鉢植えにしたフクジュソウが咲いた・・・春の花第一号。