お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

平家物語の話

外は氷雨が降って寒いし、家にこもっていてもよかったが、明日で放送大学が休みに入るので、今日行って、今年は終わることにした。
視聴したのは「平家物語―硫黄島の熊野三山」という特別講義で、史実検証の話だった。
平家物語の内容は、後世の脚色が多く、にわかには信じがたく、史実にもとづいているのかあやしいとされている。
講師は、その中で、平家打倒の陰謀が発覚して、俊寛、藤原成経、平康頼の三人が流されたのが硫黄島で、その住んだ場所と、熊野三山を勧請した場所を特定できて、確信にいたったという。講義には、現地入りして、史蹟を訪ねてあるのが映像化されている。

この事件は、平安末期で1800年ほど前のことで、物語はフィクションがほとんどなのに、その中には事実もあるという点が興味深かった。

明日は、朝から家内を病院に連れて行く。

分霊を他の神社に移すことを勧請(かんじょう)という。神道では、神霊は無限に分けることができ、分霊しても元の神霊に影響はなく、分霊も本社の神霊と同じ働きをするとされる。他の神社より祭神を勧請した神社を分祠(ぶんし)、分社(ぶんしゃ)、今宮(いまみや)などという。(ウイキペディアから)