お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

自分史30

世の中には老後破産という言葉まで生まれたが、わが夫婦はいただける年金だけで、贅沢しなければ、十分生活していける。事故災難に遭うとか、大病を患うとかすることさえなければ、老後の生活を全うできるだろう。

振り返れば、財産のない貧しい家に生まれ、両親を子ども時代に失った。それでも、いまは亡き兄たちの世話を受けられて、大学まで入れることができた。大学生になってからは、三畳一間を借りて自立した。家庭教師と塾の講師をして稼ぐ月1万円の収入で4年間を送った。
就職にあたっては、自らの育ちを考え公務員志望で教員生活を選んだ。伊豆大島で4年間を過ごし、一転して金沢に移住。私学に転任して40年間、結婚して、ひたすら真面目に務めたとしかいいようのない現役時代を終えた。

悔いがなかったといえば、うそになる。むしろ悔いだらけだったが、いまの生活を送れるからには、これでよかったと思はなければ救われない。

ひと言で、これまでの人生を総括すれば、こんなもんだなあ・・・夢のまた夢か!

雨の中を選挙に行ってきました。人はまばら・・・