お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

5月に入った。

5月に入った。ツツジ咲く街を眺めながら、朝から金沢へ出たが、いつもより車は少なく、植栽のツツジに迎えられて早目に会館に着いた。

いつも朝の仕事始めに、パソコンを開いて、去年の業務日誌を見ることにしている。今の時期何をしたかを確かめる。
去年はこの5月に、H氏とT氏のボランティアの先輩を立て続けに失った。お二人ともがんだった。
H氏は85歳までつとめたが、その後胃がんを患い、手術後に膀胱がんになり、最後は車椅子になって、施設に入って、まもなくだった。去年今日、施設に見舞いに行ったことが記されていた。

T氏はともに会報の編集を担当していたので、長い付き合いだった。60代で肝炎を発症してから、治療ををしながらボランティアを続けられた。
肝臓がんのカテーテル手術を繰り返して、手術不能になっても、原稿に取り組まれていたが、最後は入院し、10日後に逝った。入院したと聞き、見舞った一週間後のことだった。

1年前のお二人のことが、きのうのことのようにも、遠い昔のことのようにも、感じられるのは、どうしたことだろうか・・・