お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ヒューリスティック

今日の講義は「ヒューリスティックと行動経済学」というテーマで、初めて耳にした専門用語だった。

人は衝動買いをするなど、十分よく考えて判断してではなく、直感的に判断でによって行動することがよくある。判断に要するエネルギーを節約して、思考の近道をするのだが、それで日常のおよそのことは間違いなく行くことが多い。
しかし、この直感的な判断が思考の錯誤を招く例を講師が紹介した。

コインを10回投げて、表が出るか裏が出るかの確率のパターンは、1と2でどちらが高いか・・・表が出たり、裏が出たりが一般的だと思い、1としたが、それは確率の読み間違いで、同じだという。
昨日は、小林の代打に内川が出て、犠牲フライを打ってよかった。しかし、打率だけでいえばそうなのだが、短期間の試合には通用しないよう。

終わりは、ヒューリスティックから人の価値感を心理学者カーネマンは研究して、プロスペクト理論という説を立て、行動経済学が見直され、それでノーベル賞を受けたという話だった。
5千円得するよりも、5千円損する場合の方が、人は価値感の差が大きいという。

ヒューリスティック(英: heuristic, 独: Heuristik[1])とは、必ず正しい答えを導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることができる方法である。ヒューリスティックスでは、答えの精度が保証されない代わりに、回答に至るまでの時間が少ないという特徴がある。主に計算機科学と心理学の分野で使用される言葉であり、どちらの分野での用法も根本的な意味は同じであるが、指示対象が異なる。すなわち、計算機科学ではプログラミングの方法を指すが、心理学では人間の思考方法を指すものとして使われる。なお、論理学では仮説形成法と呼ばれている。(ウイキペディアから)